北海道豊浦町とは
北海道豊浦町は、北海道南西部の噴火湾(内浦湾)に面した町で、人口は約3,600人です。町は広大な自然が広がっており、北には名峰昆布岳を擁する山岳地帯、南にはダイナミックな海岸線が広がっています。豊浦をかたどるキーワードは「豚、いちご、そしてほたて」。文字通り海産物・農業ともに盛んです。
豊浦の3大特産・豚肉、いちご、ほたて
豊浦の豚肉
豊浦町の豚肉はSPF豚として知られています。SPF豚は特定の病原菌がいない環境で育てられた高品質な豚肉です。北海道で生産される豚肉のうち「逸品」と呼ばれるこのSPF豚肉は、SPF(特定病原菌不在)という最先端の衛生管理技術とこだわりの飼育方法に秘密があります。この特別な豚肉の魅力を一言で表すなら、「極上の食感と純粋な美味しさ」。きめ細やかで柔らかい肉質は、口の中でとろけるようなジューシーさを演出します。さらに、冷めても硬くなりにくいため、お弁当やピクニックにもぴったりです。
「豊浦の豚肉」の特筆すべき点は、豚肉特有のにおいや癖が少ないこと。これにより、豚肉が苦手な方でも楽しめる、あっさりとした味わいを実現しています。そして、適度な脂質がもたらす深い旨味は、料理の味を一段と引き立てます。この卓越した品質は、10%以上の麦類を配合した特別な飼料によるものです。安心・安全はもちろん、豚肉本来の美味しさを最大限に引き出しています。炒め物、焼肉、しゃぶしゃぶ、とんかつ…どんな料理にも相性抜群。豊浦町を訪れた際にはこの至高の豚肉も、ぜひご賞味ください。
豊浦いちご
北海道随一のブランドいちご「豊浦いちご」は80年の栽培の歴史がある伝統ブランド。
特に栽培に適した気候条件(適度な寒さ、昼夜の寒暖差など)が良質ないちごを育てる土壌をつくっています。豊浦町のいちごは、ただ甘いだけの単調な味わいではありません。いちご本来の魅力を最大限に引き出した、奥深く洗練された味わいが特徴です。一粒一粒に、豊浦の大地の恵みと生産者たちの情熱が詰まっています。
毎年6月上旬に開催される「いちご豚肉まつり」には多くの人で賑わいます。
道の駅で人気の「いちごソフトクリーム」
噴火湾ホタテ
噴火湾の宝石とも呼べる「噴火湾ホタテ」は、豊浦町の誇る海の恵みです。この地は、ホタテ養殖の発祥地として知られ、その歴史と伝統が今も受け継がれています。
「噴火湾ホタテ」の最大の特徴は、その驚くべき食感と濃厚な味わい。プリプリとした歯ごたえと、口の中でとろけるような柔らかさが絶妙なハーモニーを奏でます。
その秘密は、ミネラル豊富な噴火湾の恵まれた環境と、豊浦町が確立した「耳づり」という独特の養殖方法にあります。さらに驚くべきは、「砂抜き」という手間が不要であることです。お刺身としてそのまま生のまま楽しめることは他の地域の活ほたてではありません。
これはきれいな噴火湾の水質と徹底した養殖ほたての賜物です。新鮮さを極限まで追求した「噴火湾ホタテ」は、海の香りとホタテ本来の甘みを存分に堪能できる、まさに至高の一品です。豊浦町内の「道の駅とようら」でも、活ホタテが大人気です。
活ほたてならではの刺身はもちろん、バター焼き、グラタン、シチューなど、どんな料理法でも美味しさを発揮する「噴火湾ホタテ」。素材がおいしいと料理好きの方々を魅了してやみません。豊浦町が誇る「噴火湾ホタテ」は、単なる食材を超えた、海からの贈り物ですね。